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Posted by naturum at

2016年10月10日

南ア・栗沢山 ~ 宇多田ヒカルCMの山へ



2016年10月7日(金) 晴れ

仕事もやや落ち着いてきたところで、会社の特別休暇を利用して、山へ行こうと思い立つ。
当初、白駒池、瑞牆山・金峰山あたりを計画していたが、
ふと、宇多田ヒカルサントリー天然水のCMを見て、甲斐駒を拝みたくなり、
CMの山・栗沢山へ行くことにした。

平日のバス時刻を調べると、5時50分芦安発のバスに乗る必要があり。
前日早く寝ようとするが、何故か寝付かれない・・・結局1時間程度しか寝れず、2:30起床。

3:10 自宅出発、ガソリンを補給して、ひたすら山梨を目指す。
夜中なので順調に進み、甲府昭和ICで下りる。
予定通りの時間で、途中コンビニに寄り、水、即席ラーメン、菓子類をl購入する。

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  5:25 市営芦安駐車場 着。(車)
  5:50 芦安駐車場 ⇒ 6:48 広河原 (バス)
  8:00 広河原 ⇒ 8:25 北沢峠 (バス)
  8:35 北沢峠・・・(栗沢山直登コース)・・・10:45 栗沢山 (ランチ)
 11:35 栗沢山・・・11:45 仙水峠 ・・・ 14:05 長衛小屋 ・・・ 14:50 北沢峠 
 15:30 北沢峠 ⇒ 15:55 広河原 (バス)
 16:40 広河原 ⇒ 17:48 芦安駐車場 (バス)
=======================================

5:25 芦安駐車場 到着。
バス乗り場に一番近い第3Pは満車で、その下の第2Pに駐車。
身支度して、バス乗り場へ。
既にバスは来ていて、一服して乗車。

5:50 芦安駐車場 出発。
最終的には結構乗り込み出発。
約1時間、ここで寝ようと目論んでいたが、バス会社のおばさんの解説があり、また高揚感からか
結局寝付かれず。。。

6:50 広河原 到着。
北沢峠へのバスは8:00発のため、周辺を散策する。
広河原インフォメーションセンターのあたりも秋の気配が・・・

何はともあれ、北岳の雄姿を見に行きます。 日本第二位の高峰。 やはり威厳があります。

北岳へ登る人はここが登山口になります。 んー高いなぁ~、一度は行ってみたいけど今の体力では・・・

まだ時間があったので、インフォメーションセンターの2階へ。
落ち着く空間で、売店や、いろいろな資料が置いてあります。


8:00 北沢峠行きバス出発。
バスは2台。 バスの運転手が、北岳、甲斐駒、仙丈ケ岳等、遠望できるポイントで解説してくれます。

8:25 北沢峠 到着。 トイレ、一服、身支度をします。

8:35 北沢峠 出発。
まずは、北沢峠のメインストリート?を長衛小屋へ向います。
有名なテント場がみえてきました。 念願のテント泊の下見を兼ねて・・・。 
北沢峠からこの距離だったら大型ザック買わなくても、多少荷物がはみ出てもOKな感じですね。

テント場を管理する長衛小屋。 イメージと違い最近改修されたか、こぎれいな小屋です。

そして、長衛小屋から、甲斐駒への道と、栗沢山への道が分かれます。
8:45 栗沢山登山道へ

ここからはひたすらやや傾斜のある樹林帯を登ります。

登り始めて45分、木々の間から北岳が・・・

が、この後も高度感は感じつつも、ひたすら樹林帯の登り・・・
そして、登り始めて約1時間半、急に甲斐駒が現れました!

そして段々と樹林帯がきれていきます。

ときおり遠くの山並みも遠望できるように。。。

岩場が多くなっていき、この岩場を越えると・・・

急にハイマツ帯に飛び出ます。

今までとは別世界にはいった感じ。 木のオブジェもところどころに・・・

ハイマツ帯の左手に甲斐駒を従えながら登ります。

そして頂上らしき岩峰が見えてきました。

振り返ると仙丈ケ岳が雄大に広がっています。

先ほど頂上に見えた岩峰にたどり着くと、まだ頂上は先でしたが、ここからの眺めは圧巻でしばし、撮影タイム。
(久しぶりの手ごたえのある登りで足がヨレヨレの事情もあり・・・)
左が栗沢山の頂上。 そこからアサヨ峰への稜線。 その間には鳳凰三山地蔵岳のオベリスクが。

地蔵岳のオベリスクへアップ!

甲斐駒の圧倒的な迫力と、奥には雲海をしたがえた八ヶ岳が。

甲斐駒の左奥に鋸山

そして、後方には、カール地形が見事な仙丈ケ岳。 いかにも「南アルプスの女王」です!

そして左旋回すると、南アルプスの雄・北岳と、間ノ岳

間ノ岳の右奥には、塩見岳も。

遠くに目をみやると、北アルプス・穂高連峰もくっきり!

中央アルプス、御嶽山も。

南アルプスをはじめとする大展望を満喫し、いまだフラツキながら、頂上へ。

10:45 栗沢山頂上 到着! 眼前の甲斐駒が圧巻!

頂上に来ると、また眺めに奥行きがでます。

甲斐駒の右肩に見える八ヶ岳もかっこいい!

栗沢山からアサヨ峰への稜線。
富士山はこのアサヨ峰に隠れて、栗沢山からは見えません。
本当はアサヨ峰まで行けたらと計画していたのですが、足の具合も芳しくないので、ここでお昼にし、
ゆっくりと下山することにした。。。

ランチは、頂上直下の岩場で。。。

最高のテラス席です。

今日のランチは、札幌一番みそラーメン。 

食事をすませると、雲がでてきました。

下山は、仙水峠経由のコースとします。

山頂からの下りが半端じゃない岩場の急降下です。
登りでよろけた際、ひねったかなんかで、ひざに痛みが・・・とにかくゆっくり、慎重に下ることにします。

段々と雲が迫ってきました。 が、木のオブジェとのコントラストが幻想的です。

下るにつれ、段々と苔むしてきました。

コケもよく観察するとアートですね~

12:45 仙水峠 到着。
膝の痛みを和らげながらの下山で、標準タイム以上かかってしまいました。
ここで、甲斐駒の登山者と合流しますが、人はまばらでした。

峠に立派なナナカマドの木があり、赤い実が秋を感じさせてくれます。

小休止して、北沢峠に向います。

ここからは、歩きにくい岩ゴロ道を進みます。 これが予想以上に歩きにくいのです。
膝の痛みもあり、さらに慎重に進みます。

逆行のなか進みますが、ところどころ秋を感じる景色が見られます。

ゴロ岩と紅葉のシルエット・・・

山肌の紅葉・・・

ようやくゴロ岩道が終わり、樹林帯にはいると、ところどころ苔の絨毯が目をひきます。

13:30 仙水小屋。 ここでビールと思いましたが、売店はやってませんでした。

仙水小屋から下ったところに沢が! 足を酷使してきたなかで、沢の流れと音に本当に癒されました。。。

ところどころ沢を横切ります。

そして、
14:05 長衛小屋 に戻ってきました。
本当はビールでグビッとやりたいところですが、ノンアルコールビールでひとり乾杯します!

バスの時刻まで余裕があるのでしばしまったりします。
 
そして、再度、テント場を横目に下見して、
14:50 北沢峠 着。 標準タイム4時間のところ、下りに苦労し、約5時間の行程でした。

バスで帰路につきます。
15:30 北沢峠発 → 15:55 広河原着。
  ここから芦安まで、16:10発の乗り合いタクシーでと思ったが、1,2台しか来てなく、乗れなかった。
16:40 広河原発 → 17:50 芦安駐車場着。 ~甲府行きの最終バスで平日とは言えぎゅうぎゅうでした。。。

本当は温泉に寄ってと思っていたのですが、遅くなってしまい、また、足の具合がよくないため、
東京へ直帰することにしました。

久しぶりの南アルプス。 南アのなかでは、最も簡単なコースでしたが、想像以上の大展望を満喫できたのと、
自分の運動不足を実感でき、大変有意義な休活となりました。
栗沢山最高です! 絶対リピート、次は必ずアサヨ峰まで足を延ばしたいと思います!







  

Posted by tarasan at 22:04Comments(1)16秋:栗沢山