2011年10月31日
大菩薩峠~霧と紅黄と・・・
2011年10月24日(月)

土曜日に、小学校の80周年記念行事があり、その振替休日を利用して、大菩薩へ。
息子は野球の練習がはいってしまい、娘と、初の山デート・・・
5:30頃 起床
今日は平日。都内の渋滞を避けるため、早起きしました。
6:20頃 自宅出発
早起きが功を奏し、都内もスイスイ、中央道も渋滞なく、勝沼ICまでほぼ予定通り。
勝沼ICを降りて、コンビニにて、食料買い出し。
大菩薩への山道に間違いなく入れるよう注意しながら、、、
8:45頃 上日川峠 到着。
さすがに、長兵衛小屋前の駐車場も先着1台。
天気は曇りのなか、晴れ間も出るといった感じでしょうか。
朝食として、パンをとる。
9:00頃 登山開始。
まずは、福ちゃん荘へ緩やかな山道を歩きます。 結構、紅葉も進んでします。。。
9:25頃 福ちゃん荘 到着。
ここで食事すれば、登山中、車駐車してもいいようです。
小休止して、富士見山荘側のルートで、大菩薩峠へ向かいます。
富士見平では遠望の景色は見ることができませんでしたが、紅葉は見事でした。。。
10:15頃 大菩薩峠 到着。 残念、、、やはり雲?霧?で、真っ白でした。。。
写真撮影して、小休止して、雷岩に向かいます。 晴れていればすごい景色だろうな、と思いつつ、、、
本当であれば、このアングルで富士山が・・・。 なんとなくですが、湖のあたりは紅葉が素晴らしいようです。
賽の河原です。 ここら辺ではすこし見通しが良くなってきました。
11:15頃 雷岩 到着。 ここでお昼にします。
11:45頃 動いていないと寒いので、30分くらいで、唐松尾根を下山開始。
最初は物凄い急な下りです。傾斜が緩やかになってくると、ちらほら、紅葉の素晴らしいところが・・・
12:40頃 福ちゃん荘に帰還。 帰りは車道の方を歩いてみました。 意外にも紅葉が素晴らしかったです。
13:00頃 上日川峠 到着。
天気は残念でしたが、今度また家族で来るときの下見も兼ねて、ということで。。。
前に、かみさんと登った時は、裂石からのロングアプローチでしたが、車でここまで来れると、
本当に気軽に眺望を楽しめる山ですね~。
帰りは、勝沼の「天空の湯」で汗を流して、早めに東京へ帰還しました。。。
2011年10月16日
仙丈ケ岳~秋晴れ日帰り山行
2011年10月8日(土)

丹沢表尾根で、改めて、山の素晴らしさと、自分の体力の衰えを実感したこともあり、10月の秋連休で計画。
当初、10/7(金)が会社の特別休日だったので、人が少ない時に、瑞牆山、金峰山あたりも考えてたのですが、
ここは思い切って、何度も計画してはつびれてきた南アルプスへ行くことにした。
憧れの北沢駒仙小屋のテントも考えたのですが、やはり暖かいとは言え、2000m級の10月。秋冬の装備も
十分でないので、芦安駐車場での前夜車中泊で行くことにした。
10/7(金)
15時前に会社を早退して、帰宅後、早速準備。
天気は快晴で、街中の気温22,3度と、この時期にしては暖かそうだが、そこは3000mの高地。
フリース、ジャケット等も詰め込んで、準備完了。
18:30頃 マイカーで自宅を出発。
出発して、すぐ、環七渋滞にはまる。
金曜日、帰宅ラッシュとも重なり、中央道に乗るまで、普通の倍かかってしまった。
中央道はスイスイ、談合坂SAに立ち寄り、軽く夕食。(山菜そば、しょっぱかったぁ~)
一気に甲府へ、と思ったが、途中事故渋滞。。。
何とか抜けて、甲府昭和ICで降り、南アルプス市へ。さすがに空いている。
徐々に、山懐にはいり、街灯も乏しく、林道にはいると真っ暗・・・
対向車来たらキツイなぁ、と、緊張しながら、、、
22:15頃 芦安駐車場 到着。
10月連休なので、結構来ているのでは・・・と予想もしていたが、WC等隣接している第三駐車場に
なんなく停めることができた。
今の車では、初の車中泊。いろいろとシートをアレンジするも、なかなか決まらない。
とりあえず、寝る体制にはいるも、寝付かれず、いろいろ寝返りうちながら、いつの間にか就寝・・・
10/8(土)
03:40頃 目覚め。
携帯のアラームは4時にセットしておいたが、4時前あたりから、駐車場に入る車の気配がしはじめ、
目が覚めた。 あたりはまだ真っ暗。でも、4:30くらいには、駐車場は準備する人たちでワサワサ。
私も準備し、4:45分くらいに、隣のバス発着所へ。
既に、バスは2台停まっており、1台目は満員。2台目の残り一席にすべり込むことができた。
05:10頃 芦安駐車場 出発。
睡眠時間を取り戻そうと寝ようとするも、あたりが明るくなり、山肌に朝日が差し込みはじめると、
なんだか高揚感か、眠くならない。
天気は予報通り、よさそうだ!雲もあまり出ていない!
06:20頃 広河原 到着。
既に広河原のターミナルは、登山者で賑わっている。
北沢峠へのバス待ちも、乗車券を買う列も行列をなしている。
私はノンビリと、周辺を散策してみた。。。
すると、北岳 がガーンと、ひときわ存在感をなして、そびえたっている。
広河原から北岳を目指す人たちも、歩きはじめている・・・
そうこうして、ターミナルに戻ると、6:50発のはずの北沢峠行きのマイクロバスが数台もう出始めている。
乗車券の列はまだ途絶えておらず、並ぶも、手に入れるまで結構時間がかかった。
そうこうしている内に、芦安からの次のバスが到着し、バス待ちの列もさらに長くなり・・・
北沢峠行きのバスが先発してしまったため、6:50発どころか、先発バスの戻りを待っているようだ・・・誤算。
07:20頃 先発バスが戻り、ようやく北沢峠行きバスへ乗り込み、出発。
07:45頃 北沢峠 到着。 うーん、キャンプ場を思わせるようないい雰囲気。
バスを降りた登山者達は早速思い思いのコースに入山していく。
私は、というと、ビーナッツバター入りのランチパックで軽い朝食。
トイレへ。ここでびっくり。ウォームレットだ!トイレットペーパーも備え付け!
さすが、南アルプスベース、それとも時代ですかねぇ~。
08:10頃 軽くストレッチして、いざ、仙丈ケ岳へ向かって、出発!
今回も、前回丹沢以上に、ゆっくり、ゆっくりと言い聞かせ、歩を進める。
まずは、樹林帯。 ひそかに期待していた紅葉はまだ早い模様。
二合目過ぎたあたりから、徐々に周りの山が見え始める。
四合目を過ぎて、いよいよ 北岳 が見えてきた!
9:40頃 大滝頭(五合目) 到着。 ここまでゆっくりながらも、標準タイムを刻んできた。
こっからが圧巻でした!
10分ほど歩いて、いよいよ甲斐駒 が視界に! そして、ほどなく、樹林の合間から、その雄姿が!
高度をあげていくと、甲斐駒の稜線の向こうに、八ヶ岳 も遠望できるように!
↓苦しい登りながらも、大展望に癒されながら、↓10:00頃 小仙丈ケ岳が視界にはいり、稜線限界へ。
ここからは、こんな景色を従えながらの歩きです。
北岳越しに、富士山 も顔を出し、、、
地蔵岳のオベリスク もくっきり望めます。。。
10:45頃 小仙丈ケ岳 (2855m) 到着!
ここらの、仙丈ケ岳のカール は圧巻です!
ここからは、途中ちょっとした岩場がありーの気持ち良い稜線歩きです。(右端が小仙丈ケ岳)
いよいよ頂上が・・・(右ピークの混雑しているところ)、でもガスがかかってきました・・・
12:00頃 仙丈ケ岳 登頂!(3033m) ~北岳をバックに。 この反対側はガスで真っ白。
頂上は風が冷たく、仙丈小屋で食事をとることにする。
本日のメニューは、王道のチキンラーメン。お湯が少なすぎて、ちょっと、しょっぱくなってしまった。
仙丈小屋から頂上を望む。。。
ちょっとゆっくりして、13時、ここからは、藪沢ルートを下山です。 みるみる仙丈小屋が小さくなり。。。
下から見上げると、見事なカール地形です。
藪沢に合流。ここからは沢沿いを歩きます。
途中、凍り付いているところもありました。。。
ところどころ、秋の気配を感じさせる光景が・・・。 紅葉と、山と、雲のコントラストが何とも言えません。。。
15:10頃、太平山荘着。 あとバスの時間まで、20分。
ここで、前の若者のパーティが車道を進んだので、それについていくが、ちょっと待てよ。地図を見るともう少し山道が。
ただ、車道を行っても、北沢峠にでるので、引き返さずそのまま進む。
すると、若者のパーティが、引き返してきた。一応、地図を見せ、一緒に車道を進むことに。でも、間に合うか・・・
するとすると、北沢峠発に向かうバスが何と乗せてくれました。 しかも途中、カモシカが現れ、バスが停車してくれるし、、、
感謝感謝です。
★山のオキテ★ ポイントポイントでは、必ず自分で地図を確認すること!
15:30頃、無事広河原行きバスに乗車。
16:00前、広河原到着。乗り合いタクシーが待ち構えるが、私はバスにし、芦安方面のバスに乗り込んだ。
17:15頃、芦安駐車場到着。
近くの温泉に入ろうかとも思ったが、昨晩、真っ暗な林道が怖かったので、早めにマイカーを走らせ、下山。
帰りの中央道は、既に休日上り渋滞も解消し、20:30頃、自宅到着!
いやー、思い切って、南アルプスに行って良かったです! 本当に素晴らしい山歩きでした。
次回は、是非、駒仙小屋テント泊で、甲斐駒に挑戦したいと思います。