2013年04月14日
北海道・東日本パス(2日目:東北四寺回廊)
3月31日(日)



起床後、まずは、ホテルの軽朝食をとる。
2日目は、もともと、山寺に是非行ってみたかったのもあるが、丁度、仙台・宮城観光キャンペーンの一環として、
東北の四大名刹を巡る「四寺回廊」というイベントが設けられており、今日一気に巡り、何とか運気上昇を祈願します!
07:55 山形
↓ (仙山線)
08:13 山寺
【山寺 立石寺】
山寺駅前より。既に山岳信仰の霊気ただよう感じ。
歩き始めてすぐ湿り気のある雪がちらついてきた。。。
まずは、本堂に参拝。
山寺といえば、芭蕉さん。
いよいよ山にはいります。
1015段の石段を、煩悩を1つ1つ振り払いながら登るのだそうだ。。。
仁王門。雪が本格的に。
奥の院。
五大堂。 残念ながら視界は不良、も逆に神秘的。
五大堂より。
下山し、「四寺回廊」の朱印帳を求めて、宿坊へ。
おばちゃんがでてきて、朝早くで、あまり準備もされてなかったのか、「ちょっと待ってて」と。
しばらくして、「寒くてうまくかけなかったわ~」と。 まずは山寺の御朱印をいただいた。
宿坊を出たあと、うっすら雪化粧した景色が美しい。
対面石。 慈覚大師が立石寺を開山するにあたって、ここをを住処とする狩人磐司と対面し、
寺院建立の了解を得たところと伝えられているそう。
山寺駅に戻り、ちょっとした展望所から。雪により更に霊験あらたかに・・・
09:52 山寺
↓ (仙山線快速) ※やはり日本列島横断の路線は車窓がいい。
10:46 仙台
次の名刹・瑞巌寺に向けて、仙石線へ。
松島海岸から先、随所に、震災の影響で、いまだ復旧していない区間が・・・
石巻、女川等、震災被害の大きく報道でもよく取り上げられる地区も・・・
11:07 仙台
↓ (仙石線快速)
11:34 松島海岸
雪はみぞれっぽくなってきた。
25年ぶりの松島。松島海岸周辺は食事処が並び、まさに観光地。
あまり時間がないので、足早に瑞巌寺を目指す。
【瑞巌寺】
伊達政宗の菩提寺である。
国宝の本堂は解体修理中。その変わり、庫裏、陽徳院御霊屋が特別公開されていた。
本堂横に位置する庫裏は、国宝指定されており、大屋根の上にさらに煙出しが載っているのが特徴的。
特別公開ということで、庫裏のなかを拝観。奥の大書院では、本来は本堂に安置している御本尊、
藩祖政宗公・2代忠宗公の大位牌、三代開山木像が大書院で特別に公開されていた。
庫裏を拝観した後、特別公開の陽徳院御霊屋へ。
伊達政宗公の正室陽徳院田村氏愛姫の墓堂。数年前に創建当初の姿に復元された。
まさに彩色多彩で、豪華絢爛。写真はとれないが、目に焼き付けて後にする。
瑞巌寺を後にし、松島海岸へ。
五大堂のかたわらに、慰霊碑がたてられていた。
津波避難は瑞巌寺。
冷たいみぞれのなか、次の電車に乗るため、松島駅に向かう。20分程歩いて、松島駅に到着。
電車まで30分程時間があったため、駅前で食事と思うも、食事処は一軒のみ「ところや」にはいる。
結構濡れたので、ちょっと落ち着いた後、「ハムエッグ定食」を注文。
おばちゃん2人でやっているようだが、後にはいったおじさんに注文先越されたこともあり、なかなか
でて来ない・・・、ついに発車10分前、フォローするも、「うちの時間少し進んでるから」と・・・
ようやく出てきた。かきこむ。味は、ごはんは私好みのやわらかさ、ハムエッグもボリュームあり、
おいしかった。数分前にたいらげ駅に向かう。何とか間に合った~。
やはり、東京のような時間軸とは違いますな。東京がせかせかしているのだと思いますが・・・
13:09 松島
↓ (東北本線)
13:30 小牛田
13:46 小牛田
↓ (東北本線)
14:32 一ノ関 ※徐々に天候が回復してきた。
14:37 一ノ関
↓ (東北本線)
14:45 平泉
一ノ関あたりから雨・雪があがり、平泉に到着したときは、空も明るくなってきた。
当初、毛越寺まで、歩いてダッシュ、中尊寺までは、巡回バスの予定であったが、レンタサイクル
でいくことにし、駅前のレンタサイクル屋さんへ。
「雨大丈夫ですか?」と確認されたが、荷物を預けて、GO!
平泉も25年ぶり。 でも、世界遺産に登録されたんですよねぇ~。
【毛越寺】
毛越寺といえば、やはり回遊式の浄土庭園です。その大きさといい、周囲の伽藍跡といい、奥州藤原氏
の栄華をしのぶことができます。
遣水。
常行堂。
御朱印をもらい、毛越寺から中尊寺へ向かう。
中尊寺へはちょっとした登り。 うっ、意外とキツイ。 途中、ほっかほっか弁当のファミレス?
なんか興味あったが、中尊寺へ急ぐ。
【中尊寺】
自転車を置き、まずは、月見坂を登る。ここはふと25年前の光景がよみがえってきた。
15分程度で、金色堂へ到着。 順路通り、まずは讃衡蔵(宝物館)を見学し、金色堂へ。
やはり、見事というか、荘厳というよりも、コンパクトななかに凝縮された美しさというか、
藤原氏の栄華を彷彿させます。
芭蕉像と旧覆堂。
峯薬師堂と目の絵馬。 「め」が弱ってきたからなぁ~
本堂にお参り。
ここで、四寺目の中尊寺の御朱印をいただき、四寺結願!
中尊寺をあとにし、無量光院跡経由で、平泉駅に戻るも、今日のおつまみと明日のパンを買うため
ちょっと駅から離れたコンビニへ。
2時間と10分経過で、レンタサイクル屋に戻る。
本来、3時間分の金額ということだが、おまけで半額にしてもらった。ご家族で経営しているのかな?
とても親切にしてもらいました。
今日の宿である花巻へ向かいます。
17:39 平泉
↓ (東北本線)
18:21 花巻
花巻からバスで大沢温泉に向かう。
18:35 花巻駅
↓ (岩手県交通バス)
19:00 大沢温泉
大沢温泉は、山水閣、菊水館という旅館がありますが、湯治目的の大沢温泉自炊部に泊まる。
今回唯一宿泊を決めていた宿。 バス亭から坂を下り、奥の自炊部へ。既にいい感じです。
チェックインし、すると、宿のお兄さんが部屋まで、温泉の場所とか、食事の場所とか、丁寧に
説明してくれながら案内。
部屋も既にストーブ、こたつが用意されてました。本当はオプションで、どちらかあればと思って
ましたが、既に準備してもらっているのに片付けてもらうのもなぁということで、どちらもOKで。
まずは、温泉ということで、9時で入れなくなる菊水館の「南部の湯」へ。 誰もいなかったので・・・
今回の宿泊プランは、夕食付1泊で、なんと、3,700円(+ストーブ、こたつオプション)。
風呂もはいり、一息ついたところで、食事へ。
食事は、自炊部館内の食事処「やはぎ」でいただきます。
夕食は、「ひっつみ定食」。 これがメッチャおいしい!
ひっつみは、すいとんをひらたく伸ばしたような感じ。なべは、具たくさんで、だしも最高!
特に、キノコ関係はやはり東京で食べるのとは全然違います。
この食事処、とにかく、メニューが豊富で、夕食付でなくても、十分楽しめそう。評判のおそばも
食べたかったですが、次にとっておきます。
部屋に戻って、今後は、一番人気の自炊部露天風呂「大沢の湯」へ。
混浴ですが、女性専用の時間もあり、この時間はひとりでゆっくりとぬるめの湯につかりました。
すぐ脇を川が流れており、ロケーションは最高です。明日の朝風呂が楽しみです。
この自炊部、かなり廊下とか歩くとミシミシいいますが、雰囲気は最高です。評判に違わない宿でした。
部屋に戻り、缶ビールで飲みなおして、床につきました。。。
北海道・東日本パス(1日目:東京~山形・銀山温泉)
北海道・東日本パス(2日目:東北四寺回廊)
北海道・東日本パス(3日目:花巻~宮古~角館)
北海道・東日本パス(4日目:角館・乳頭温泉~青森)
北海道・東日本パス(5日目:~旭川~旭岳温泉)
北海道・東日本パス(6日目:旭岳温泉~旭川~富良野)
北海道・東日本パス(7日目:美瑛~旭川~新千歳-成田・東京)
Posted by tarasan at 23:01│Comments(0)
│13春:北海道・東日本パス